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CYCLINGTIME.com

2013/3/9 13:11

Paris Nice 2013 Stage 5

ウィギンスとフルームだけじゃない!スカイの第3の総合系の男リッチー・ポートがその才能を開花!黒服のオージーはフランスでダンディーに決めた!忍者メンショフがステージ2位!


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チームスカイと言えばブラッドリー・ウィギンスとクリス・フルームばかりが注目されるが、チームがチームならエースともなれる男がスカイには控えていたのだ。黒服のオージー、リッチー・ポートは、見事ライバル達を一発のアタックで置き去りにし、ステージ優勝のみならず総合リーダーの座も手に入れてみせた。


『喜びの表情と言うよりは、安堵の表情を見せたポート ©Tim D.Waele』

『ポートが嬉しい総合リーダージャージ ©Tim D.Waele』
「今日はまさに綿密に計画されていたかのようになったね。”太陽のレース”でリーダージャージを奪えたのは嬉しいよ!まだステージは続くけどこのチームは”勝ち方”を知っているから大丈夫だよ。普段はエースのウィギンスやフルームのアシストばかりだからね、こういったチャンスでエースとして走らせて貰える機会は少ないんだよ。だからこそこんなチャンスは2度とないものと思って必死なんだよ。」思わず本音が出ながらも、ポートはまずはこのリーダージャージを守ることで結果を残したいだろう。


『タランスキーの表情がすべてを語る ©Tim D.Waele』
総合リーダーアンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ)は自ら積極的に仕掛け続けたが、やはり山岳では力不足だった。この日で総合リーダージャージは失ったが、それでも最後まで粘り続け、ステージ3位に入り総合2位につけている。結局タランスキーがレースをかき回したことでライバル達は疲労し、ポルトにとっては皮肉にもありがたい結果となってしまった。

期待されたナイロ・クインターナ(モビスター)、ディエゴ・ウリッシ、ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ)、そしてBMCの若きエース、テジェイ・ヴァン・ガーデレンらはタランスキーに惑わされた形となり、ポートの仕掛けに対して反応しきれなかった。それに対して昨年度このレースで総合2位につけたリーウ・ウエストラ(ヴァカンソレイユ・DCM)はこの日も強力メンバーにきっちりとついていけたことで総合3位にジャンプアップを果たした。地味ながらも確実に一つ上の順位を狙うあたりがさすが曲者集団ヴァカンソレイユらしい。


『ポートが忍者を仕留めた! ©Tim D.Waele』
しかしなんといってもこのステージで気になったのは密かにステージ2位に入ったデニス・メンショフ(カチューシャ)だろう。そもそもがディーゼル型の爆発力のないクライマーだが、存在感自体が消えることもある忍者走法は今も健在であった。ポートに抜かれはしたものの、ステージ2位できっちりと上りきり、ベテランもまだまだ行けるというところをアピールした。

この日のステージは大ベテランのイェンス・フォイクト(レディオシャック・レオパード)が素晴らしい走りを見せてくれた。逃げを自ら仕掛けると、他の3選手とともにドンドンとその差を広げていく。最大で6分半にまでその差は広がったが、この日の山岳決戦を前にこのタイム差は無いに等しかった。


『精魂尽き果てたシャバネル ©Tim D.Waele』
最後の頂上ゴールへの上りが始まると。フォイクトが逃げ集団から単独アタックを仕掛ける。勝てる見込みがなくてもまだ尚仕掛けるこの精神力の強さは、大ベテランになっても変わっていない。何とか残り8kmを切るあたりまでは単独で逃げ続け、その存在感と健在ぶりを世界に大きくアピールした。

もうこうなれば勝利の方程式をきっちり持っているチームスカイの独壇場となっていく。アタックがかかってもかたっぱしから潰していくあたり、普段から強いエースのもとで総合を戦うアシスト陣の本領が発揮された。そして残り3kmになると総合勢が動きを見せ始める。スカルポーニとタランスキーが動きを見せるが、結局ポートは無駄な動きは一切せずにそれらを静観。そして自らは一発の仕掛けでレースを決めてみせた。

ようやく掴んだエースとしてステージレースを走るチャンス、それを活かすことでさらなる飛躍をしてくれるのではないだろうか。エヴァンスに次ぐオージーの総合系ライダー、今後が楽しみだ。

パリ〜ニース 第5ステージ順位
1位 リッチー・ポート(チームスカイ)   4h50’54”
2位 デニス・メンショフ(カチューシャ)   +26”
3位 アンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ)   +33”
4位 テジェイ・ヴァン・ガーデレン(BMC)
5位 ディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)
6位 リーウ・ウエストラ(ヴァカンソレイユ・DCM)
7位 ジャン・クリストフ・ペロー(Ag2R) 
8位 ナイロ・クインターナ(モビスター)   
9位 サイモン・スピラック(カチューシャ)
10位 ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ)

パリ〜ニース 総合順位
1位 リッチー・ポート(チームスカイ)  24h26’08”
2位 アンドリュー・タランスキー(ガーミン・シャープ)    +32”  
3位 リーウ・ウエストラ(ヴァカンソレイユ・DCM)   +042”
4位 ジャン・クリストフ・ペロー(Ag2R)   +49”   
5位 テジェイ・ヴァン・ガーデレン(BMC)   +52”
6位 シルヴァン・シャバネル(オメガファルマ・クイックステップ)   +53” 
7位 サイモン・スピラック(カチューシャ)   
8位 ディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ)   +54” 
9位 ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ)       
10位 ピーター・ヴェリトス(オメガファルマ・クイックステップ)   +56”

H.Morine
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SRM

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