新規登録する

Welcome To Wherever You Are ! ID Pass ID・Passを記憶 (忘れた)

CYCLINGTIME.com

News
cyclingtimeをフォローしましょう

NEWS RANKING

コラム:シマノという巨人、ツールで機材バトルで圧勝、ツール全ステージDi2が勝利で見えてきたライバルコンポーネントメーカーとの力の差、スラムは北米と女子プロレースを中心に転換 バレットから冬の定番パッカブルの新デザインが登場、普段使いからサイクリング、ゴルフ等様々なシーンを選ばず使える万能ウェアで冬の寒さの中でも楽しもう! アルベルト・コンタドール:王者であり続けたロードレース界のアイコン、パンターニに憧れた少年がパンターニ超えを目指し駆け抜けた現役生活 コラム:アジアバイクショーから思うこと、日本と同じ道を途中まで辿ってきた中国が向かう独自の歩み、OEM卒業ではなく続けながらの歩みを選択の理由とは コンタドールがコンチネンタルチームを始動!バッソとともにトレック・セガフレドの育成チームとなるポーラーテック・コメタが動き出す! ブラックフライデーセールがさらに加速!海外通販の激安月間、CRCの第2週のセール品をチェック!来シーズンへ向けて買い揃えるなら今がチャンス シマノがロードレースでのディスクブレーキ普及への足固めか、RCSとニュートラルサポート契約で懸念払拭を狙う フルームを倒すための包囲網作戦?モビスターが来年のツール・ド・フランスではトリプルエースという対フルーム対策の可能性、フルームという時代の絶対王者の存在
2013/1/19 22:59

Lance Armstrong's Confession 2

アームストロング・インタビュー後半:”自転車界の面汚し”の中身無き、インタビュー、家族への気持ちをなぜテレビで綴る?ドーピングの闇に触れない”超不完全燃焼”の意図は?疑問だらけのインタビュー


0 このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
正直な所拍子抜けしてしまった。語られると思われた真実はまったく語られず、後半は家族への思いや自分自身の事に終始した内容だった。インタビューの後半の説明すら必要なのかと思うほどがっかりさせられた。地に落ちた王者に威厳はなく、ただ父親失格の烙印を押された男の独り言を聞いているようだった。しかしそんな中でも開き直りとも取れる発言をするなど、正直反省しているとは到底思えなかった。

結局潔く認めたのはドーピングをしたことだけで、ところどころに不満さえにじませる言葉の選択には、これが皆が英雄と呼んできた男の正体だったのかと失望感さえ覚えた。癌撲滅運動で多くの人に希望を与えるなど、人道的な活動への評価は変わることがない、しかしながらスポーツマンという意味ではその評価は地に落ちたどころか、さらにその下まで転がり落ちていったと言わざるをえないだろう。

家族への気持ちなどを語ることで、アメリカお得意のお涙頂戴系番組を目指したのかもしれないが、一般視聴者もそこまで馬鹿ではない。さすがに今回はその見え見えの意図に呆れと失望の声が相次いでいる。


『感情こもらない反省にしか見えなかった』
とりあえず内容の概要を伝えようと思う。後半はスポンサーに関する話から始まった。”自転車界の面汚し”と呼ばれていることを聞かれると、「恥ずかしいし、自分の栄光が失墜したことを感じる。」とアームストロングは答えた。そしてそれを最も強く感じたのは、自らが立ち上げた癌撲滅運動から「外れてくれ」と言われたことだと語った。実質的に降格や首になったのではなく、あくまでも自主的に外れて欲しいと気を使われたことが屈辱だったようだ。「まさかファウンデーション(現リブストロング)にまで見捨てられるとは思っていなかった。」と語るアームストロングは、自転車競技外にまで影響が及ぶ事を想定していなかったようだ。今回の一件で、自らがライフワークとした活動からも追い出された形となったことで、ようやく自らの影響力と事の重大さに気づいたようだ。

そしてもう一つ、ナイキを筆頭に、ジロ、トレック、アンハイザー・ブッシュ、オークレーと次々とスポンサーが契約解除を申し出たことに関しても、恥ずかしさと言うよりは屈辱感のほうが強かったようだ。仕方がないとしながらも、その言葉の選択、そして表情には自分が引き起こしたことへの罪の意識が何故か希薄なように感じられた。

そしてここから自分のことを第3人称で「彼」と呼び、「自分のことを最強だと思った彼はまだいるんだ。そして僕はそんな彼が嫌いだ。」と語り、自分を客観的に表現してみせた。しかし自分の中に未だに自分自身に起きていることがまだ割り切れない一面があることを示唆した。

ランディス、ハミルトン、レモンら元選手たちに対して、謝罪をしたいし旨を語ったが、司会者の「デビッド・ウォルシュへの謝罪は?」と聞かれるとあからさまに躊躇が見られた。デビッド・ウォルシュこそ13年間に渡り、イギリス大手新聞サンデー・タイムスの記者として、自らのコラムの中でアームストロングのドーピングの真実を追求し続け、痛烈に批判してきたスポーツジャーナリストだ。真実を伝え続けたウォルシュに対し、アームストロングは徹底して否定し、批判し続けてきた。自らのプライドを傷つけたジャーナリストに対しては、いくら彼が正しいことを言っていたにしても、謝罪をする気持ちはないようだ。司会者に促され仕方なく「じゃあ謝ってやるよ。」というようなその口ぶりには、自分の犯した問題の大きさをやはり認識しているようには到底思えなかった。結局こういった態度を取れば自らの首を絞めることになるだけであり、アームストロングにとってさらにマイナスイメージとなった。

今回の告白は競技にカムバックしたいからか?との問いには、躊躇なく「そうだ」と答えた。「僕は一生涯アスリートであり、競技の場こそが僕の居場所なんだ。」と、自分自身の存在を求めている場所が競技の場であることを口にした。草レース以外ではすべての競技での永久追放に関しては、「裁定が覆るとは思っていないが、この処分が妥当かはわからない。」と答えるなど、不満を示した。他の選手らのペナルティーを引き合いに出し、自分の永久追放を「死刑」と表現するなど、攻撃的な姿勢を垣間見せた。これまで自分が一貫して嘘をつき続け、真実を告げてきた人間を冒涜してきたた事を棚に上げ、何故自分だけが責められるのかと言う不満を強く表していた。永久追放を避けたいのか?との問いには、「ワガママだがそう思っている。」と答え、やはり今回の告白が裁定の軽減につながることへの希望をのぞかせた。

「反省しているし、今回の告白が新しい人生の第一歩だ。」とすでに今回のことが過去のことであるかのような言葉を羅列したことに関してはその通りと言えるかもしれない。しかし司会者から「あなたは”自惚れの強い馬鹿”」と評されたことに関しては、笑いながら「そのとおりだ」と答えるなど、自分の置かれている現状を認識しているのかと疑ってしまった。

前妻、そして彼女との間に生まれた息子と双子の娘らに話が及ぶと、言葉に詰まることが多くなった。「父親を擁護し続けた息子達に対してどのように説明したのか?」との問いには言葉を濁し、「数日前に会った。」と明かし、「何も聞かれなかったよ。」と答えていたが、明らかに答えとなる言葉を選んでおり、子供たちをかばっているように感じられた。家族の実際の反応は誰も知ることができない、しかし父親を信じ続けた子供たちにとっては裏切られた気持ちと、自分が父親を信じたことで周囲を裏切ってしまったと言う罪悪感などが渦巻き、到底簡単に納得して許せる事柄でないことは確かだ。そして前妻に「二度と同じ過ちを犯すな。」と言われたことも語ったが、今や色々なことが手遅れかもしれない。

多くを失ったアームストロングだが、金銭的な損失は特に大きかった。しかしそれでも現状は「癌と向き合わねばならなかった時に比べればましだ。」と語った。「自分は前向きな人間だからこんなくらいでは折れない。」と語る姿には気丈さを感じたが、一見すれば勘違いをしているようにも感じられた。これから謙虚に向かい合わなければいけないときに、何故こんなにも強気なのか?性格とも言えるだろうが、何か違和感を感じさせるものがあった。

今回のことから学んだことは?との問いに、「今まで人にやるなと教わってきたことばかりをやってきた。威張り、騙し、嘘をついてきた。そういった人が嫌がることをしないということを学んだ。」と語り、今回が自身にとって癌を宣告された時についで2度めの人生のターニングポイントだと語った。「今までのように羽ばたけるかはわからない。でも今まで以上に良い人間にはなれたと思う。」そう語ったが、その言葉通りにアームストロングなったのかは今の段階では判断するのは時期尚早だろう。彼がそれを皆に納得してもらいたいと思うのであれば、それを証明したいというのであれば、まずは過去の精算をきちとんした上で、正直にすべてを話すことが必要不可欠だと思う。

元王者はもうあの威厳ある王者には戻れない。でも少なくとも一般人としてまっとうな姿を今一度見せて欲しいと思う。

H.Morine
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
AD:RockBikes_310x174_20141009(lower)
AD:SIXTH_310x174_20150826(lower)
AD:CyclingExpress (inside_pages)
ショップ&マップ
Follow Twitter
follow us in feedly
RSS で購読

NEWS RANKING

1. コラム:シマノという巨人、ツールで機材バトルで圧勝、ツール全ステージDi2が勝利で見えてきたライバルコンポーネントメーカーとの力の差、スラムは北米と女子プロレースを中心に転換 2. バレットから冬の定番パッカブルの新デザインが登場、普段使いからサイクリング、ゴルフ等様々なシーンを選ばず使える万能ウェアで冬の寒さの中でも楽しもう! 3. アルベルト・コンタドール:王者であり続けたロードレース界のアイコン、パンターニに憧れた少年がパンターニ超えを目指し駆け抜けた現役生活 4. コラム:アジアバイクショーから思うこと、日本と同じ道を途中まで辿ってきた中国が向かう独自の歩み、OEM卒業ではなく続けながらの歩みを選択の理由とは 5. コンタドールがコンチネンタルチームを始動!バッソとともにトレック・セガフレドの育成チームとなるポーラーテック・コメタが動き出す! 6. ブラックフライデーセールがさらに加速!海外通販の激安月間、CRCの第2週のセール品をチェック!来シーズンへ向けて買い揃えるなら今がチャンス 7. シマノがロードレースでのディスクブレーキ普及への足固めか、RCSとニュートラルサポート契約で懸念払拭を狙う 8. フルームを倒すための包囲網作戦?モビスターが来年のツール・ド・フランスではトリプルエースという対フルーム対策の可能性、フルームという時代の絶対王者の存在 9. 東京五輪の自転車ロードレースのコース案が判明、調布スタートから、富士山麓、山中湖、そして富士スピードウェイでゴールの270km!女子はその一部を利用した140kmに 10. ブラックフライデーセールが始まる!海外通販の激安月間開幕!CRCの第一週のセール品をチェック!来シーズンへ向けて買い揃えるなら今がチャンス

ジロ・デ・イタリア2014

ツアー・オブ・北京2013

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013

ツール・ド・フランス2013