2011/12/9 18:00

GOKISOは近藤機械製作所によって作られた日本のブランドであり、超精密金属切削に特化している会社となっている。航空機ジェットエンジン用の優れたベアリング製造会社で培われた経験によって、GOKISOというブランドを立ち上げて革新的なハブを製作するようになった。
GOKISOのエアロスペース・ハブは航空宇宙工学が自転車の部品に適応された結果生み出された。おそらくこの会社がサイクリングの業界において長い経験がなかったため、ハブは普通では考えられないような構造で、過去に全く見たことのないものになった。
GOKISOのホームページに「私達の製品によって、独自の哲学を持ったものづくりから本当に良いものを世に提案したい」という記載がある。非常に高い理想があり、始めはこのことを信じることができなかったが、このハブを使った後でこの記述が本当であることを認識できた。
GOKISOのエアロスペース・ハブはVELOCITEという台湾メーカーの「Noir」カーボンリムに専門的に組付けられていた。私が受け取った前後のハブはきれいな赤だったので、すぐにハブに目が行ってしまった。GOKISOのデザインにおいて清潔感があり際立って簡素な作りが特徴で、無駄なものを作らないというアプローチを証明している。
私はハブ構造の専門家ではないが、ちょっと期待はずれだった高性能で中間リムハイトのホイールを使った後では、GOKISOのフロントハブは直径が十分に広くなっている外見で、リアも過重に十分耐えうるもので頑丈にできている。
フレームに沿うように斜めに接触するワッシャーによってハブのフランジのたわみは最小限に押さえることができる。GOKISOは今流行している「小さくてか細い」ハブは実際にたわみに対してさらに弱いシャフトとなってしまうと指摘している。球体の接地面を互いに持つワッシャーとナットによって、どんなときでもハブがまっすぐ入ってくれるのでベアリングへのダメージを低減してくれるのだ。
スキュアーによって固定されるまでワッシャーは緩いので、このホイールをフレームに取り付ける際には注意が必要だ。ワッシャーをなくしてしまえばどこにも行けなくなってしまう。
言うまでもなく、新しくこのホイールセットを入手したらすぐ手に持ってちょっと回してみると良い。優しく回してみるだけでVelociteのリム「Noir」は回り始めてから長時間回り続けていた。科学的な根拠はないが、手を加えないでこれほどまで長い間回り続けるホイールは見たことがなかった。
さてホイールを取り出して、外に走り出してみよう。
すぐにこのホイールの回転性能の特筆すべき違いに気づくことができ、今までに乗ったことのないものであった。誇張ではないが、1回ペダルを強く踏んでみると50mもの距離を惰性で走ることができる。
一度30kmにスピードが出ると、2ヶ月間乗っていた自転車が新しいものに感じられ、快適さがより際立って実感できた。以前の自転車が不快だったわけではない。確かにこのハブを使うと自転車の走行は大きく変化した。文字通り道路の上に浮いているようにさえ感じて、どういうわけかF1カーのために前日に特別用意されたアスファルトの上で走っているようであった。
それではどのようにしてGOKISOが走行を劇的に変えることが出来るハブを製作できるようになったのだろうか。
「私たちの1 / 10,000mmの世界で培われた超精密機械加工の技術によって、最小限の力による走行速度を向上させました。記録向上にもつながる究極のハブを創り出すことに成功したので、今までに経験したことのない感動の走りをお届けします。」と会社のホームページに記載されている。
私は実際に走行する前はどうでもよいマーケティングの情報と解釈していたので少しバカにさえしていたが、何分かテスト走行をした後で同意せざるを得なかった。
正確な設計によって0.5mmの遊びがあるベアリングの周りの衝撃吸収と弾性体サスペンションを結合させて道からの衝撃を吸収することができる。その結果、回転性能を犠牲せずに内部構造が衝撃を最小限にすることができるのだ。
あまり路面の良くない道で24kmの個人タイムトライアルをやって、このホイールをテスト走行してみた。走行感覚は本当に最高だった。2日後、とても評価の高い標準のハブを装備したディープリムのカーボン・チューブラーホイールを使ってみたが、3時間走った後は全くをもって不快なものとなった。
GOKISOのハブは私が使用したことがあるもの、もしくはあらゆるものの中で最高のものと言える。私が自転車に組み付けてきた他のどのパーツよりも、その性能と感覚において走りの質を高めてくれた。
ハブの剛性がすぐにライダーに伝わってコーナーやダウンヒルで安定した感覚を得ることができる。バイクの快適レベルは、回転抵抗が減少したのと同様に著しく向上した。
難点はその価格。ロードハブ前後セットで、210,000円になる。性能に見合った価格設定だ。だが、大金を使ってでも、過去に購入したものの中で最高のアップグレードになるかもしれない。
text:Lee Rodgers
translation:Shinya Numata
photo:www.gokiso.jp

GOKISO Hubインプレッション
異業種での経験から生み出された革新的な日本製ハブ
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GOKISOは近藤機械製作所によって作られた日本のブランドであり、超精密金属切削に特化している会社となっている。航空機ジェットエンジン用の優れたベアリング製造会社で培われた経験によって、GOKISOというブランドを立ち上げて革新的なハブを製作するようになった。
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GOKISOのホームページに「私達の製品によって、独自の哲学を持ったものづくりから本当に良いものを世に提案したい」という記載がある。非常に高い理想があり、始めはこのことを信じることができなかったが、このハブを使った後でこの記述が本当であることを認識できた。
GOKISOのエアロスペース・ハブはVELOCITEという台湾メーカーの「Noir」カーボンリムに専門的に組付けられていた。私が受け取った前後のハブはきれいな赤だったので、すぐにハブに目が行ってしまった。GOKISOのデザインにおいて清潔感があり際立って簡素な作りが特徴で、無駄なものを作らないというアプローチを証明している。
私はハブ構造の専門家ではないが、ちょっと期待はずれだった高性能で中間リムハイトのホイールを使った後では、GOKISOのフロントハブは直径が十分に広くなっている外見で、リアも過重に十分耐えうるもので頑丈にできている。
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スキュアーによって固定されるまでワッシャーは緩いので、このホイールをフレームに取り付ける際には注意が必要だ。ワッシャーをなくしてしまえばどこにも行けなくなってしまう。
言うまでもなく、新しくこのホイールセットを入手したらすぐ手に持ってちょっと回してみると良い。優しく回してみるだけでVelociteのリム「Noir」は回り始めてから長時間回り続けていた。科学的な根拠はないが、手を加えないでこれほどまで長い間回り続けるホイールは見たことがなかった。
さてホイールを取り出して、外に走り出してみよう。
実走
すぐにこのホイールの回転性能の特筆すべき違いに気づくことができ、今までに乗ったことのないものであった。誇張ではないが、1回ペダルを強く踏んでみると50mもの距離を惰性で走ることができる。
一度30kmにスピードが出ると、2ヶ月間乗っていた自転車が新しいものに感じられ、快適さがより際立って実感できた。以前の自転車が不快だったわけではない。確かにこのハブを使うと自転車の走行は大きく変化した。文字通り道路の上に浮いているようにさえ感じて、どういうわけかF1カーのために前日に特別用意されたアスファルトの上で走っているようであった。
それではどのようにしてGOKISOが走行を劇的に変えることが出来るハブを製作できるようになったのだろうか。
「私たちの1 / 10,000mmの世界で培われた超精密機械加工の技術によって、最小限の力による走行速度を向上させました。記録向上にもつながる究極のハブを創り出すことに成功したので、今までに経験したことのない感動の走りをお届けします。」と会社のホームページに記載されている。
私は実際に走行する前はどうでもよいマーケティングの情報と解釈していたので少しバカにさえしていたが、何分かテスト走行をした後で同意せざるを得なかった。
正確な設計によって0.5mmの遊びがあるベアリングの周りの衝撃吸収と弾性体サスペンションを結合させて道からの衝撃を吸収することができる。その結果、回転性能を犠牲せずに内部構造が衝撃を最小限にすることができるのだ。
あまり路面の良くない道で24kmの個人タイムトライアルをやって、このホイールをテスト走行してみた。走行感覚は本当に最高だった。2日後、とても評価の高い標準のハブを装備したディープリムのカーボン・チューブラーホイールを使ってみたが、3時間走った後は全くをもって不快なものとなった。
総合評価
GOKISOのハブは私が使用したことがあるもの、もしくはあらゆるものの中で最高のものと言える。私が自転車に組み付けてきた他のどのパーツよりも、その性能と感覚において走りの質を高めてくれた。
ハブの剛性がすぐにライダーに伝わってコーナーやダウンヒルで安定した感覚を得ることができる。バイクの快適レベルは、回転抵抗が減少したのと同様に著しく向上した。
難点はその価格。ロードハブ前後セットで、210,000円になる。性能に見合った価格設定だ。だが、大金を使ってでも、過去に購入したものの中で最高のアップグレードになるかもしれない。
text:Lee Rodgers
translation:Shinya Numata
photo:www.gokiso.jp














