新規登録する

Welcome To Wherever You Are ! ID Pass ID・Passを記憶 (忘れた)

CYCLINGTIME.com

News
cyclingtimeをフォローしましょう

NEWS RANKING

ジロ・デ・イタリア第14ステージ:デュムランが会心の一撃でライバルたちを粉砕!キンターナやニーバリもその餌食に!マイペースで粘った末に攻撃、これがデュムランスタイル ジロ・デ・イタリア第16ステージ選手コメント:「ライバルのアクシデントでタイムが稼げても嬉しくないよ」〜デュムラン、 「ただ今年のジロが極めてレベルが高いってことだよ」〜ニーバリ ジロ・デ・イタリア第15ステージ:クラッシックレースさながらのステージは総合勢による少数スプリントに!制したのはユンゲルス!クイックステップはチーム5勝目!キンターナ2位、ピノー3位 ジロ・デ・イタリア第13ステージ選手コメント:「 ガヴィリアが頭の回転が速いからなんだよ。だからあんなややこしい中でもきっちりとゴールまでの進路を思い描けるんだよ」〜リケーゼ ツアー・オブ・カリフォルニア第6ステージ:TTで総合勢シャッフル!ベネットが総合リーダーに!ステージ優勝はジョナサン・ディベンが想定外の勝利! ジロ・デ・イタリア第13ステージ:スプリントステージを制したのはまたしてもがヴィリア!ステージ連勝で今大会早くも4勝目!冴えるリケーゼのアシストワーク!ベネットまた勝てず ジロ・デ・イタリア第12ステージコメント:「誰かステージスタートの会場まで乗せてくれない?チームバスは僕を置いていくことを決めて行ってしまったよ(笑)。」〜ゲシュケ ツアー・オブ・カリフォルニア第5ステージ:勝利がなかったキャノンデール・ドラパックにようやく美酒の味、タランスキーが山岳ステージ勝利で総合でもジャンプアップ!
2011/3/21 17:00

対立する無線禁止問題 UCIは無線通信の段階的廃止の継続を目指す


0 このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
『UCIの無線禁止に反対するイェンス・フォイクト(ドイツ、レオパード・トレック)』
ドーピングは自転車競技のイメージと利益を脅かす問題であるが、プロレースでの無線使用は、UCI(国際自転車競技連合)がプロツアーレースにおける無線禁止の準備をしていると明言した後、波紋を呼んでいる新たな話題である。

昨シーズン、1.2や2.2カテゴリー、女子の大会など下位ランクのレースでは、UCIはチーム監督と選手たちを結ぶ無線使用の禁止を施行した。そして今シーズン、1.HC、2.HCカテゴリー以下のレースすべてにまで拡大。2011年にはワールドツアーへもこの禁止を持ち込むことを目指していたが、反対の大合唱が起こっている。

プロサイクリスト協会(CPA)のジャンニ・ブーニョ会長は、無線禁止に反対している大勢の人々の間でも最も新顔で、サイクリングニュースの先日のインタビューの中で安全面の問題を引き合いに出し、今後数ヶ月以内に反対している選手やチームによる抗議行動が起こる可能性を強調した。

「無線はまさにヘルメットと同じと言っていいくらい選手の安全にとって重要だ。選手はコース上の危険を教えてもらうため、そして万が一クラッシュやパンクしたときのためにそれが必要なんだ」とブーニョは語った。

「全員に無線使用を押しつけたくはない。もしフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)やあるチームが使いたくなければ、その必要はない。しかし、私の評議員はこの問題について投票し、自分たちの代表となるようにと私に権限を与えた。意志決定過程で彼らが発言するのを手助けられるので、私はこの仕事には満足している」

AIGCPのジョナサン・ヴォーターズ会長も、2009年に規定されて以降、賛否両論の間でバランスを保つようにと考えているが、UCIによるレース中の無線使用段階的禁止の決定について意見を持っている。しかし、ブーニョは統括団体のUCIが禁止を課す正式な権限を持っておらず、その代わり決定を下す前に選手やチームスタッフからより広範囲に意見を求めようとすべきだと強硬に主張している。

「UCIはこのスポーツの統括団体なので、我々全員を代表している。しかし、我々全員の声も聞くべきだ。我々は妥協案を見つけるために彼らと話し合いたいし、UCIは単独で物事を決めることも、それを我々に課すこともできない。これがレースを無効にすることに繋がれば残念だが、選手たちには抗議する権利があると思う。彼らの安全と自分たちに影響する決定には携わる権利があるからね」

これらの抗議には、先月のマヨルカ島でのトロフェオ・パルマで選手たちが無線禁止を拒んだことも含まれている。この件は、選手の抗議行動によりタイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)の勝利が無効と宣告されることに繋がった。

新たな抗議が2月末のオンループ・ヘット・ニュースブラッドで予定されていたが、UCIが抗議行動が起これば大会をキャンセルすると宣告したので、中止となった。

UCIのパット・マッケイド会長は、チームは無線禁止のルール作成において意見を求められることはないと主張。しかし先日、世界中の自転車レースファンと関係者に向けた公開書簡の中で、イェンス・フォイクト(ドイツ、レオパード・トレック)はUCIによって全面的に無線使用が段階的に禁止される規定に非常に失望を感じていることを表明した。彼はこの問題について声を大にしており、最近の文書でもその主張を続けている。

下記は、フォイクトの書簡全文である。

親愛なる自転車レースファンへ。無線禁止について行なわれている議論では、数多くの様々な考えや意見が出ているようだ。だから、私は選手の視点から状況を整理する衝動を感じている。

私は様々な理由で100%無線に賛成だ。私の考えでは、最も重要な論点は安全だ。選手だけでなく、観客にとってもだ。

ひとつかふたつ、例を挙げてみよう。昨年、フランスのU23レースでひとりの観客がすべての規則を無視して、レースとは反対方向にコースに入ってきた。普通に起こる筋書きはこうだ。レースディレクターはこのニュースをレース主催者、UCI、スポーツディレクター間の公式通信チャンネルである『ラジオコース』に送る。すぐさま全スポーツディレクターは起こりうる致命的なアクシデントを避けるために、無線で選手にこのメッセージを流すんだ。

ところが、そのフランスのレースでは無線はなかった。これはすべてのU23レースでも同じだ。自分自身をスポーツディレクターの立場に置いてみよう。彼は集団に向かって走ってくるクルマがいるのを知っているんだ。彼は選手たちのところへ走っていって、警告することは許されていない。彼にできることは、ただ座って待つだけだ。そして、選手がクルマにぶつけられたら、彼の両親に何と話そうかとひょとしたら考えていただろう。

なぜなら、これが実際に起こったことだからだ。車が若いオランダ人選手にぶつかり、彼は3週間昏睡状態におちいった。そのレースに参加していた全員が、この選手が無線をつけていたら事故は避けられたと同意した。

これから、ひとつ質問する。『自転車レースをよりスリリングにしたい』人が病院に行ってこの若者を見舞い、泣いている母親になぜ無線禁止に取り組み続ける必要があるか説明しただろうか?私はそうは思わない。

もうひとつの例は、私自身の経験だ。2年前のツールで私は逃げに乗って走っているときに、ひどいクラッシュを起こした。その場で横たわっている間、出血し、頭がボーっとしてきた。車、ドクター、プレスらによって、少なくとも道路の半分がふさがれた。まだ150人の選手が、超高速スピードでその山を下ってきていることを忘れないでくれ。幸い、スポーツディレクターたちは選手に警告することができた。下りを駆け下り、タイム差を埋め、前にいる集団を引き戻そうとしているその大集団が気づかずにそのコーナーを回って、道路の半分がクルマで埋め尽くされているのを見るのが想像できるか!?

これから質問してもいいかな?この2つの話は、たった2つだけで、議論をやめるには十分ではないのか?もし僕が、または君たちの誰かが、致命的なクラッシュをしたら、誰が無線禁止は最高のアイデアと思うんだ?誰がベルリンに行って、僕の6人の子どもたちにあれは正しい判断で、お父さんは自転車レースをよりドラマチックにするとても重要な戦いにおけるただの不運な犠牲者だったんだと説明するんだ?

まだある。もし我々のスポーツを石器時代に後退させたとして、どうやってスポンサーに興味を持ってもらうのか誰か説明してくれるかい?ひとつの例がある。2年前、アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)はゴールライン手前5kmでパンクした。運よく僕たちは無線を持っていたし、ビャルネ・リースに連絡した。彼は瞬時にアンディのところへ新しいホイールを持ってきた。さらにチームはアンディを待って、なんとか彼をプロトンに戻して、マイヨブランと総合2位を守ることができた。

全員がハッピーだった。アンディ、チーム、ビャルネ、スポンサーもだ。しかしこれが無線なしだったとして、アンディがパンクする。ひとりの選手だけがそれを見ていた。他のチームの選手は前に進んでいる。アンディは手を挙げて、パンクの正式なサインを出す。他のチームはアンディがいないことに気づき、だんだんとスピードを上げて走り始める。アンディが新しいホイールをつけたら、彼を連れ戻す選手はたったひとりしかいないんだ。

アンディはマイヨブランと総合2位を失い、総合9位でゴールする。ビャルネは落ち込むし、我々のスポンサーもだ。最終的にスポンサーは撤退するかもしれないし、それがチームの最後となる。もちろん無線禁止のおかげで、これは誇張されている。しかし、私はただ言いたいことを伝えたいだけだ。

もうひとつの都市伝説は、無線がないと逃げのチャンスが増えるというものだ。そんなバカげた話は一度も聞いたことがないよ。私は両面で話ができる幸運な立場にいる。私はしばしば逃げに乗ったし、無線があって、励ましの言葉やどのチームが何人の選手で自分を追走しているかという追加の情報を得るなど、チームカーからサポートを受ける方が好きだった。だから、プロトン内の行動の後で自分の力を計画立てて使うことができた。もし私が逃げでレースを勝ったら、強くて、調子がよくて、バカみたいに苦しんで、懸命に頑張ったからだ。誰が無線のおかげで私が早く走れたと思うんだ?

私が知る限り、すべてのプロツアーチームはライセンスに年間15万ユーロ(約1,700万円)ぐらい払っている。遠慮なく18チームの合計を計算をしてみよう。その支払われた金額の代償としてチームと選手を満足させる利益もあると人は期待するだろう。

すべての『昨日のファン』と『伝統のファン』へ。君たちは何を議論しているんだ?本当にジャック・アンクティル(フランス)の時代に戻りたいのか?その時代のツール・ド・フランスはごく小さいレースで、選手はフランス、そしておそらくベルギー、イタリアからしか来ていなかった。おそらくジャーナリストは25人ぐらいだったんじゃないかな?毎年、大会は実際に生み出すよりも多くの金額がかかっていたんじゃないか?それがあたかも私にとって伝統のように見えるからだ。

無線禁止を支持するジャーナリストへ。何を議論しているんだ?どうやって我々の労働条件にあえて影響を与えようとしているんだ?我々選手が君たちがどのように働くべきか助言を与えようか?君たちのために携帯電話やノートパソコンの禁止を要求しようか?我々は君たちの生活をよりおもしろく、より本能的なものにしたいのか?

最後に、無線禁止に同意しているレース主催者へ。何を議論しているんだ?君たちにステージ中に携帯電話を使うなと言おうか?いや、それはしない。従って、何が無線通信を私にやめるように要請する権利を君たちに与えているんだ?しかし、もしよりドラマティックな自転車レースに興味があるなら、いくつか考えがある。バカみたいに長いステージをやめろ、高い山で3日も4日も我々を苦しめるな、1週間の退屈でとてつもなく長い平坦ステージを作るなということだ。どうして周回コースのステージを検討しないんだ?ファンはより何度も僕たちを見ることになるし、TVクルーにとっても楽で安価だし、無線なしで走っても安全だ。

どうしてF1のようにみんなが聞ける無線通信の公開に合意しないんだ?そうすればみんなが興味を持つし、このスポーツがより近代的で国際的なものになるだろう。自転車界にいる全員、ファン、主催者、スポンサー、選手、UCI、メディアが現在より重要な問題に直面していることに賛同するだろう。だから、この問題から抜け出す方法を話し合って見つけ出そう。

text:Duncan Rutherford
translation:Tatsuya Mitsuishi
photo:(c)Tim De Waele
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
AD:RockBikes_310x174_20141009(lower)
AD:valette_310x174_20150130(lower)
AD:CyclingExpress (inside_pages)
ショップ&マップ
Follow Twitter
follow us in feedly
RSS で購読

NEWS RANKING

1. ジロ・デ・イタリア第14ステージ:デュムランが会心の一撃でライバルたちを粉砕!キンターナやニーバリもその餌食に!マイペースで粘った末に攻撃、これがデュムランスタイル 2. ジロ・デ・イタリア第16ステージ選手コメント:「ライバルのアクシデントでタイムが稼げても嬉しくないよ」〜デュムラン、 「ただ今年のジロが極めてレベルが高いってことだよ」〜ニーバリ 3. ジロ・デ・イタリア第15ステージ:クラッシックレースさながらのステージは総合勢による少数スプリントに!制したのはユンゲルス!クイックステップはチーム5勝目!キンターナ2位、ピノー3位 4. ジロ・デ・イタリア第13ステージ選手コメント:「 ガヴィリアが頭の回転が速いからなんだよ。だからあんなややこしい中でもきっちりとゴールまでの進路を思い描けるんだよ」〜リケーゼ 5. ツアー・オブ・カリフォルニア第6ステージ:TTで総合勢シャッフル!ベネットが総合リーダーに!ステージ優勝はジョナサン・ディベンが想定外の勝利! 6. ジロ・デ・イタリア第13ステージ:スプリントステージを制したのはまたしてもがヴィリア!ステージ連勝で今大会早くも4勝目!冴えるリケーゼのアシストワーク!ベネットまた勝てず 7. ジロ・デ・イタリア第12ステージコメント:「誰かステージスタートの会場まで乗せてくれない?チームバスは僕を置いていくことを決めて行ってしまったよ(笑)。」〜ゲシュケ 8. ツアー・オブ・カリフォルニア第5ステージ:勝利がなかったキャノンデール・ドラパックにようやく美酒の味、タランスキーが山岳ステージ勝利で総合でもジャンプアップ! 9. ジロ・デ・イタリア第14ステージ選手コメント:「今日はデュムランのクライマーとしての資質を感じたよ。今日のところは僕の完敗だったよ。」〜キンターナ 10. ツアー・オブ・カリフォルニア第4ステージ:下克上達成!コンチネンタルチームのラリーレーシングがワールドツアーチーム相手に逃げ切りからのスプリントでワン・ツーフィニッシュの快挙!

ジロ・デ・イタリア2014

ツアー・オブ・北京2013

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013

ツール・ド・フランス2013