2010/3/12 0:36
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームHTCコロンビア)は、これまで一度も走りのモチベーションが欠けたことはなかった。さらに今年の彼は、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモといったビックレースまでに、シーズン序盤のトレーニングがうまくいかなかった遅れを取り戻そうと、更なるモチベーションを得ている。
カヴェンディッシュの問題はオーバートレーニングや脚の故障ではなく、歯が原因だった。先週、彼は再び歯医者を訪れ、今は歯列矯正具を身につけている。これはシーズンを通して、再び同じ問題に苦しまないためである。
これまで彼は歯の痛みを訴え続けていたが、現在の自身の調子について最後に素晴らしい2段階のスパートを見せ優勝した昨年のミラノ〜サンレモと同じではないと感じている。しかし、それでも勝つチャンスはあるという。「もう問題は抱えていないけれど、調整は遅れてしまったね。普段なら1月下旬や2月上旬にトレーニングをしている。歯の問題が生じた後、自分に多くの期待をすることはできなかったけど、これも解決できた。今の調子は昨年と同じではないけれど、特別に悪いという訳じゃない。まだまだ調整が必要であり、日曜日と月曜日にはミラノ〜サンレモの残り100kmのルートを走って練習したよ。自分が勝つと断言はできないけれど、出場はするよ。昨年の僕は、本当に調子が良かった。ただ、その反動がシーズン終盤には来ていたから、今の出遅れもそんなに悪いことじゃないかもしれない。もちろんミラノ〜サンレモは、最も好きなワンデイレースであり、昨年は優勝している。でも、昨年と同じように勝てるとは考えていないよ」
そして「今季、他の大きなレースにも出場する。ツール・ド・フランスではステージ優勝を重ね、グリーンジャージを狙っている。また、世界選手権でも優勝を目指しており、シーズンは長い」と続けている。
カヴェンディッシュは土曜日のストラーデ・ビアンチェで完走しなかったが、自身のコンディションに失望してはいない。もちろん7ステージを走るティレーノ〜アドリアティコで錆びついた脚の切れ味を取り戻すこともできるだろう。現実的に彼にはティレーノでステージ優勝をあげるチャンスがあり、ミラノに向けてコンディションを上げられることを期待したい。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki
photo:(c)Tim De Waele
調整遅れのカヴェンディッシュ、ミラノ〜サンレモの連覇に黄信号か?
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| 『昨年のミラノ〜サンレモではハウッスラーを抑え見事優勝を果たしたマーク・カヴェンディッシュ』 |
カヴェンディッシュの問題はオーバートレーニングや脚の故障ではなく、歯が原因だった。先週、彼は再び歯医者を訪れ、今は歯列矯正具を身につけている。これはシーズンを通して、再び同じ問題に苦しまないためである。
これまで彼は歯の痛みを訴え続けていたが、現在の自身の調子について最後に素晴らしい2段階のスパートを見せ優勝した昨年のミラノ〜サンレモと同じではないと感じている。しかし、それでも勝つチャンスはあるという。「もう問題は抱えていないけれど、調整は遅れてしまったね。普段なら1月下旬や2月上旬にトレーニングをしている。歯の問題が生じた後、自分に多くの期待をすることはできなかったけど、これも解決できた。今の調子は昨年と同じではないけれど、特別に悪いという訳じゃない。まだまだ調整が必要であり、日曜日と月曜日にはミラノ〜サンレモの残り100kmのルートを走って練習したよ。自分が勝つと断言はできないけれど、出場はするよ。昨年の僕は、本当に調子が良かった。ただ、その反動がシーズン終盤には来ていたから、今の出遅れもそんなに悪いことじゃないかもしれない。もちろんミラノ〜サンレモは、最も好きなワンデイレースであり、昨年は優勝している。でも、昨年と同じように勝てるとは考えていないよ」
そして「今季、他の大きなレースにも出場する。ツール・ド・フランスではステージ優勝を重ね、グリーンジャージを狙っている。また、世界選手権でも優勝を目指しており、シーズンは長い」と続けている。
カヴェンディッシュは土曜日のストラーデ・ビアンチェで完走しなかったが、自身のコンディションに失望してはいない。もちろん7ステージを走るティレーノ〜アドリアティコで錆びついた脚の切れ味を取り戻すこともできるだろう。現実的に彼にはティレーノでステージ優勝をあげるチャンスがあり、ミラノに向けてコンディションを上げられることを期待したい。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki
photo:(c)Tim De Waele
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