2010/2/22 19:30


ツール・ドゥ・オヴァール2010(UCI2.1)
最後の登りでアタックしたルメヴェルが総合優勝!
2日間のステージレース、ツール・ドゥ・オヴァール(UCI2.1)が2月20、21日とフランスで開催され、第2ステージを制したクリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー)が総合優勝を手にした。なお、土井雪広(スキル・シマノ)は肺の不調によりドクターストップがかかりリタイアとなった。
大会初日は、リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)が第1ステージを制し、シーズン序盤の好調さを再び証明した。ノチェンティーニは先週のツール・メディテラネアンでも総合2位という好成績を残している。
ノチェンティーニはライバル勢の裏をかく賢いレース運びを見せ、チームへ今季3勝目をもたらした。ノチェンティーニはチームメイトに先導され、見事に登りスプリントで勝利を収めた。これで総合では、先日のエトワール・ド・ベサージュで総合優勝したサミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)とベルト・デワーレ(ベルギー、ランドバウクレジット)に3秒差をつけて首位に立っている。
レース後、ノチェンティーニは「ツール・メディテラネアンはよかったけど、2位じゃ十分じゃない。これは最高の勝利だよ。今年の冬は懸命に練習したし、犠牲を払ったんだ。僕にとってシーズン序盤の勝利は重要なもの。チームはとても頑張ってくれて、僕をゴールラインまで400mのところで最高のポジションに置いてくれたんだ」と自らとチームの努力が報われたことを喜んだ。
リーダージャージについては、「明日はジャージを守りたいし、もちろんステージも勝ちたいよ。とにかく、この勝利は僕の最大の目標、パリ〜ニースに向けて自信を与えてくれるね」と誇らしげに語っていた。
チームスカイはレースを支配しようと懸命に頑張ったが、今回は敗北という結果に。彼らは残り10kmでプロトンの先頭に向かったが、その先頭では単独アタックが立て続けに起こり、ペースを上げていた。母国での勝利を求めて、フランス人選手たちが飛び出そうとしていたのだ。残り6kmではジャンマルク・ビドゥー(フランス、ブルターニュ・シュレル)が勇敢な飛び出しを見せたが、わずか2kmしか続かず、プロトンに引き戻された。
最後はノチェンティーニが現在の自分の脚が好調であることを証明し、登りゴールで豪快なアタックを見せ、十分な差をつけて優勝した。
ツール・ドゥ・オヴァール2010 第1ステージ結果
1位 リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)3h58'53"
2位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス) +03"
3位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
DNF 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
厳しい寒さと風に見舞われたこの日、現在30歳のクリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー)がフランスの自転車ロードレースファンにようやく応援の対象を与えた。フランセーズデジューは、ステージ終盤の数kmで単独アタックを仕掛けたピエリック・フェドリゴ(フランス、Bboxブイグテレコム)を追いかけ、その後、ルメヴェルは一部22%に達する勾配の厳しい山、モントルーのゴールまでの急な登りでアタックした。
レースリーダーのノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)と彼のチームは第1ステージでの奮闘の報いを受けた。ステージ終盤、ノチェンティーニはアタックを追いかけたが、最後の登りが近づいたときにはほとんどエネルギーが残っていなかった。ノチェンティーニはモントルーに3分以上遅れてゴールし、総合39位に後退した。悪コンディションに苦しんだのはノチェンティーニだけではなく、コル・ド・モンの登りでプロトンが分裂した後、約30選手がレースを棄権している。
6位でゴールしたクリス・セレンセン(デンマーク、サクソバンク)は、最終日のレースについて「苦しい登りがたくさんあって、このステージはものすごく大変だったよ。ルメヴェルが逃げたとき、僕はすぐに差を詰めようとしたけど、脚がもうガタガタだった。6位に落ち着くしかなかったよ。マヨルカのレース中は調子がよくなかったから、実を言うと僕にとってはいい結果かな。今は、もうすぐ始まるパリ〜ニースに向けてもう少し動けることを期待しているよ」と語っていた。
ツール・ドゥ・オヴァール2010 第2ステージ結果
1位 クリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー) 5h03'47"
2位 ピエリック・フェドリゴ(フランス、Bboxブイグテレコム)
3位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
最終個人総合成績
1位 クリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー) 9h02'43"
2位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
3位 ジュリアン・エルファレ(フランス、コフィディス) +05"
text:Lee Rodgers
translation:Tatsuya Mitsuishi
photo:(c)Tim De Waele
第1ステージ
![]() |
| 『リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)』 |
ノチェンティーニはライバル勢の裏をかく賢いレース運びを見せ、チームへ今季3勝目をもたらした。ノチェンティーニはチームメイトに先導され、見事に登りスプリントで勝利を収めた。これで総合では、先日のエトワール・ド・ベサージュで総合優勝したサミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)とベルト・デワーレ(ベルギー、ランドバウクレジット)に3秒差をつけて首位に立っている。
レース後、ノチェンティーニは「ツール・メディテラネアンはよかったけど、2位じゃ十分じゃない。これは最高の勝利だよ。今年の冬は懸命に練習したし、犠牲を払ったんだ。僕にとってシーズン序盤の勝利は重要なもの。チームはとても頑張ってくれて、僕をゴールラインまで400mのところで最高のポジションに置いてくれたんだ」と自らとチームの努力が報われたことを喜んだ。
リーダージャージについては、「明日はジャージを守りたいし、もちろんステージも勝ちたいよ。とにかく、この勝利は僕の最大の目標、パリ〜ニースに向けて自信を与えてくれるね」と誇らしげに語っていた。
チームスカイはレースを支配しようと懸命に頑張ったが、今回は敗北という結果に。彼らは残り10kmでプロトンの先頭に向かったが、その先頭では単独アタックが立て続けに起こり、ペースを上げていた。母国での勝利を求めて、フランス人選手たちが飛び出そうとしていたのだ。残り6kmではジャンマルク・ビドゥー(フランス、ブルターニュ・シュレル)が勇敢な飛び出しを見せたが、わずか2kmしか続かず、プロトンに引き戻された。
最後はノチェンティーニが現在の自分の脚が好調であることを証明し、登りゴールで豪快なアタックを見せ、十分な差をつけて優勝した。
ツール・ドゥ・オヴァール2010 第1ステージ結果
1位 リナルド・ノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)3h58'53"
2位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス) +03"
3位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
DNF 土井雪広(日本、スキル・シマノ)
第2ステージ
![]() |
| 『クリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー)』 |
レースリーダーのノチェンティーニ(イタリア、アージェードゥーゼル)と彼のチームは第1ステージでの奮闘の報いを受けた。ステージ終盤、ノチェンティーニはアタックを追いかけたが、最後の登りが近づいたときにはほとんどエネルギーが残っていなかった。ノチェンティーニはモントルーに3分以上遅れてゴールし、総合39位に後退した。悪コンディションに苦しんだのはノチェンティーニだけではなく、コル・ド・モンの登りでプロトンが分裂した後、約30選手がレースを棄権している。
6位でゴールしたクリス・セレンセン(デンマーク、サクソバンク)は、最終日のレースについて「苦しい登りがたくさんあって、このステージはものすごく大変だったよ。ルメヴェルが逃げたとき、僕はすぐに差を詰めようとしたけど、脚がもうガタガタだった。6位に落ち着くしかなかったよ。マヨルカのレース中は調子がよくなかったから、実を言うと僕にとってはいい結果かな。今は、もうすぐ始まるパリ〜ニースに向けてもう少し動けることを期待しているよ」と語っていた。
ツール・ドゥ・オヴァール2010 第2ステージ結果
1位 クリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー) 5h03'47"
2位 ピエリック・フェドリゴ(フランス、Bboxブイグテレコム)
3位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
最終個人総合成績
1位 クリストフ・ルメヴェル(フランス、フランセーズデジュー) 9h02'43"
2位 バート・デワール(ベルギー、ランドバウクレジット)
3位 ジュリアン・エルファレ(フランス、コフィディス) +05"
text:Lee Rodgers
translation:Tatsuya Mitsuishi
photo:(c)Tim De Waele
ピックアップライダー
1 コメンテーター: clem26 コメント日: 2010/02/22 20:21:43
久しぶりですね。一ヶ月福岡に滞在して、無事にフランスに帰りました。すごく楽しかったです。それより、ルメヴェルのアタックは凄かったです。ステージレースに一番強いフランス人で、パリ〜ニースでのパフォーマンスに非常に期待していますよ。コンタドールに勝てるわけがありませんが、表彰台に上れるかもしれません。フランセーズデジューにとっては、2010年の6番目の優勝で、すごいシーズン初盤をみせてくれます。応援しています。
2 コメンテーター: polarbear コメント日: 2010/02/23 13:22:40
monsieur暮門お久しぶり!ルメヴェルは、以前、選手生命にかかわるような大けがをしていますよね。その危機から立ち直り、確かグランツールのステージ優勝もしていたと思いますが・・・まだ30歳だし、これからもどんどん活躍して欲しいですね!!
日本での滞在が楽しめたそうで、本当に良かったです・・・








コメント(2)
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