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2009/8/4 9:45

ツール・ド・フランス2009

「まるで黄色い葬式」コンタドールがツール期間中の苦悩を明かす


総合優勝のアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)と3位のランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)
『総合優勝のアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)と3位のランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)』
左からヨハン・ブリューネル監督、アルベルト・コンタドール(スペイン)、ランス・アームストロング(アメリカ)
『左からヨハン・ブリューネル監督、アルベルト・コンタドール(スペイン)、ランス・アームストロング(アメリカ)』
ランスの後ろを走るアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)
『ランスの後ろを走るアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)』
メイン集団から飛び出したアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)
『メイン集団から飛び出したアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)』
神妙な面持ちで話すアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)
『神妙な面持ちで話すアルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)』
アルベルト・コンタドールのお兄さん。アルベルトのマネージャーです。
『アルベルト・コンタドールのお兄さん。アルベルトのマネージャーです。』
ツールを終えたシャンゼリゼで、アルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)はほとんどのチームメイトと一緒にシャンパンで乾杯していたが、ランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)はその中にいなかった。他チームのあるライダーはまるで「黄色い葬式」を見ているようだと語っていた。そして、コンタドールとアスタナのこの急激な変化の物語はさらに深みを増していく。

コンタドールは先日、スペインの新聞「エル・パイス」紙にインタビューされたときに、自らを1949年ジロ・デ・イタリアで「たったひとりの司令官」と呼ばれたファウスト・コッピと同じだとみなしていた。「エル・パイス」紙は、コンタドールは自分のチームの中ですら孤独な男だと、印象的な表現をしていた。

コンタドールは、スペイン語で記者会見を行ったのには2つの理由があったと説明。1番目は、ヨハン・ブリュイネール監督が母国語で話すのがベストだと思っているからだということ。2番目は、アームストロングがつねに英語のみで話しているからだということだった。「エル・パイス」紙は、ブリュイネールがモナコでの最初の記者会見でしかコンタドールと同席しなかったことによって、コンタドールを孤立化させたと非難している。それに対し、ブリュイネールは「もし質問が私にまったく来なかったら、私は誰も弁護できないのだ」と説明していた。

コンタドールは、心理的にツール最悪の日はアルカリスの第7ステージの翌日だと語った。このとき、ブリュイネールとアームストロングはコンタドールのアタックを非難したのだ。コンタドールは、アームストロングが「私はずっとチームの指示に従ってきて、ツール7勝したんだ」と語ったことを明かした。そして、そのときから彼にとってはブリュイネールもアームストロングも存在しないも同然のように感じていたと語った。アームストロングに忠実なアスタナの他の選手もコンタドールを非難したが、それによってコンタドールはチーム内で、メカニックやトレーナー、彼のマネージャーを務める兄など自分の支援者のみを信用するようになったという。

またコンタドールは、アヌシーでのタイムトライアルへ向かうのに、ホテルの車に乗らなければならなかったことも明かした。他のアスタナのサポートカーは全部、レディオシャックのVIPたちやアームストロングの取り巻きたちを乗せるのに使われていたからだ。コンタドールは自分がアスタナのトップライダーとして特別扱いを受けるのにふさわしいと思っていたので、それがいがみ合いにつながったと語った。

また「エル・パイス」紙によると、コンタドールの最悪の瞬間はル・グラン・ボルナンの第18ステージの翌朝の朝食のときに訪れたという。同紙はケースデパーニュのホセイバン・グティエレス(スペイン)が、コンタドールが水を持っていないのに気づき、ボトルを差し出そうとしたときのことを引き合いに出している。アームストロングが2人の間にいてボトルを受け取り、一口飲んで、コンタドールに渡そうとしたが、コンタドールは拒んだというのだ。

上記の出来事すべてをふまえ、コンタドールはアスタナが申し出てきた契約延長を拒否したと話している。フランスの「レキップ」紙は、アスタナはコンタドールにチームの単独エース待遇を含む年俸400万ユーロ(約5億4,000万円)の4年契約をオファーしたと報じていた。コンタドールの兄でマネージャーを務めるフランシスコハビエルは「魅力的なオファーだった」と話していたが、アルベルトの将来は「金だけではなかった」との考えに基づいて断ったと明かしている。

text:Valentino Sebic
translation:Tatsuya Mitsuishi
photo:(c)Tim De Waele
News Commentator
13  コメンテーター: ittigo  コメント日: 2009/08/06 09:09:03
 ここ数年 アームストロングに影響を受け現れたファンを多さは この2人の確執をメディアを含めて過剰に捉えるのかも知れないけど、
 昔から自転車競技として このスポーツを観て来た人にすれば 新旧の世代のエースを抱えるティームの状況は 過去にも何度も在った事だし 特に珍しい事柄でも無いかもね・・・

14  コメンテーター: lyuhai  コメント日: 2009/08/06 09:58:06
私はコンタドールファンですので、個々の事象について言及するとどうしてもコンタ贔屓の見方になってしまうことは否定しません。
ですが、

・ツール会期中に自身のための新チーム立ち上げを発表した。
・チームの選手よりも部外者(新チーム関係者)を優先してチーム車両を使用した。
・ゴール後のチーム祝賀会に参加せず、新チーム関係者との会食を優先した。
 (この祝賀会はコンタドールの優勝を祝うだけでなく、チーム全体への慰労の意味もあったと思います)

これらの点については、どう言い訳したところでアームストロングがチームよりも自身の都合を優先した左証のように思えます。
そしてまたこのような状態でチームとしての走りを語られたところで、何の説得力も感じられません。
ただ、それ以上に残念なのは、これら事態に疑問や苦言を呈した人が選手・スタッフを問わず誰もいなかったのか、ということです。
このような状態ではコンタがチーム戦略、ひいてはチームそのものに疑念を持ち頑なになるのも無理からぬことではないでしょうか。

とにかく、1コンタドールファンとしては、どうか来年はレース外で余計な神経をすり減らせることなく、ただレースそのものだけに集中出来る様な穏やかな環境でツールに(ツール以外のレースにも)参戦出来る様願ってやみません。

15  コメンテーター: lalayu  コメント日: 2009/08/06 13:06:09
ランスは、そんなになぜ意地悪をしたのだろうと驚きです・・。
正直、偉大な選手なはずなのに、かなり下げてしまって、残念です。
ボトルの件にしても、回し飲みはあるかもしれませんが、他の選手が、
別の選手に渡そうとしているのを、わかっていて、わざわざ、
関係の良くない自分が、飲んで、渡そうとするなんて、嫌がらせにしか思えません。

コンタドール、今まで、優しくて、みんなに好かれているっていう印象だったし、
チームメイト以外の選手、みんな、背中を叩いたりして、優勝を祝っていたし、
ファンですが、ランスの性格からして、彼に問題があるのではないかと思ってしまいます・・。

ランス・・もっと、年相応に振舞ってから、若い選手にアドバイスして欲しい・・。
若者を育てようという気で、対応せず、礼儀無く張り合うばかりでは、
嫌にもなられそうです・・。
今回は、自分が復帰したかったとはいえ、無給だし、癌基金もやってるし、
やはり、凄い人なのかなと思ってたのに、実は、無給なのも、それ以上に、
宣伝効果が見込めるからだったのかな・・とか、悪いほうに、考えがいってしまっています・・・。ファンだっただけに、彼には、人間としてがっかりしてしまいました・・。

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